うつ病の症状と大きく関わるストレスや自律神経について確認する

メンズ

いくつかの症状

頭を抱える男性

うつ病の症状は、精神的な症状とからだの症状に分けられます。それぞれで異なる特徴があり、また、からだの症状はうつ病だと気付きづらいことがあるので注意が必要です。ここでそれぞれの症状の特徴について確認していきます。
まずは精神的な症状についてです。精神的な症状として見られるのは、マイナスな感情の発現です。心当たりがないのに悲しみや不安が不意に訪れてきます。周囲の人からはそれがうつ病であると気付かれないことが多く、そのために発見が遅れるパターンが多いとされています。また、若年層に見られるこの症状は、焦りとなって表に出てくることが多いようです。この症状は、実際に悲しい出来事があって悲しむわけではないため気分転換もしづらいという点が特徴です。
また、やる気の欠如という症状も現れます。この症状の特徴は、やらなければならないことに対する焦りはあるもののどうしても手が付けられないという点にあります。原因が怠慢であれば焦りすら生じないことが多いです。この症状は精神運動抑制と呼ばれています。
精神的な症状として「頭が回らない」というものもあります。物事の整理ができなくなり、仕事の効率が各段に低下します。これは実際に仕事を行なう人にとって非常に厄介な症状です。
次に、うつ病が引き起こすからだの症状についてお伝えします。からだの症状として特に大きな点は睡眠の質の低下です。眠れないパターンと寝すぎてしまうパターンに大きく分けられます。睡眠の質が落ちるとからだに悪影響を与えるため、うつ病が進行しやすいとされています。
また、関節や筋肉の痛みというのも症状として取り上げられます。慢性的に身体の一部が痛むというものです。特に、頭痛が多いとされています。また、胃腸の調子が悪くなるという症状もあります。胃の痛みや吐き気などといったものがそれにあたります。厄介なのは、内服薬などの投薬治療があまり効果を発揮しないという点です。
このように、精神的な症状とからだの症状がうつ病によって引き起こされます。特にからだの症状はうつ病と気付くのが遅れることが多いです。うつ病が原因で現れる身体的不調は、通常の治療では効果が薄いことがあるため対策が立てづらいのです。うつ病の可能性がある場合は、精神科や心療内科の診察を受けると良いでしょう。